肖像写真として、ほめられた物ではないが・・・。

 現在、私が住んでいるところは、さいたま市といえど、東京通勤圏にある住宅地で、それなりの買い物をするためには、駅周辺の商店街では、用が足りず、15キロ圏内に6カ所あるショッピングセンターのどこかに出かける。車が日常の足になっている。

 

 いつの頃からだろうか、信号で止まる度にイライラするようになった。気がつかなければよかった。信号、踏切で止まる度に目につくのである。いわゆる「政治家」といわれる人たちの顔写真ポスターである。歩行者用信号の近く、踏切の遮断機の近く、多い所だと3人4人のポスターが、本当に絶妙なところに貼ってある。

 

 イライラした気分で見ていることもあるのだろうけれど、いずれものっぺりした感じの顔写真で、写真としてほめられた代物ではない。出来る限り見ないようにとは思うのだけれど、歩行者の背中の向こうにあるので、いやでも視界に入ってくる。

 

 しかし「写真としてほめられた物ではない。」とは言ったものの、顔写真を撮ったカメラマン氏は、それなりに職務を果しているようだ。

 というのは、この前の衆議院選挙のとき、駅前で街頭演説をしている候補者に出会ったが、後援者であろう取り巻きの方々のほうが余程、貫禄があって、タスキがなければ、候補者が誰が誰やら、まるで判らない。つまりポスターの写真のほうが本人より、まだ存在感がある。写真は真実を写してはいない。という例がここにもあった。

 

 いずれにせよ、何の制約もなく、年中貼ってある、あの顔ポスターなんとかならないものか・・・・。