日々静物画写真

2018,12,04.さいたまのみかん

秩父夜祭り」が終わって冬の到来。のはずが、庭先のバジルもまだ青々としている。12月になったけれど、今年は、冬になったというより、まだ晩秋の趣き。

 いつも訪れる産直所は、「果実もの」が、ピークはやや過ぎた感じではあるけれど、ほんとうに山盛りに出されている。品物を出荷している農家さんによると、「今年の夏の暑さがよかったかも。台風も沢山きたけど、直撃しなかったから雨もいい具合っだった。」とのこと。柿、ゆず、すだち、かぼす、金柑、みかん、キュウイ、ついこのあいだまではイチジクも出ていた。

 我が家のあるさいたま市周辺は、農家も多く、住宅地の民家の庭先にも、遠目にオレンジ色の実を付けた木々が目立つ。夏みかんをはじめポンカンやレモンまで沢山の実をつけている。

 柿の木は年を越すと実を落としてしまうけれど、柑橘類は、ともすると一年中いずれかが実をつけている感じでではある。

 ちなみに我が家の小さな庭にある、温州みかんもことしは結構大きな実を沢山つけた。スーパーに並ぶものに比べると強い甘みはないけれど、酸っぱくはない。むしろ程よい甘さで悪くない。2メートルに満たない木であるけれど、この数年は、ちゃんとした実をつけている。

 埼玉県で、みかんが食べることのできる実を付ける。気候の温暖化を実感する身近な出来事です。

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さいたまのみかん