日々静物画写真

2013-01-01から1年間の記事一覧

続けること

2013.04.17以来ひさびさのTextです。 Textを書きたくなったことは、幾度かあったのですが、なんとなく世の中「ものが言えない、言いにくい雰囲気」のことが多くなったような気がしてしています。最近でいえば、東京五輪のこと「ウーーーン」という感じの人が…

カメラは、何でも良いわけではない。

二週間程前のsumihateさんのブログ「カメラもなく、腕もなく・・・」に 「私思うに、さにあらずサイバーショットでも十分です。だってsumihateさんの写真、私、好きですヨ。この件、長くなるので改めて書いてみます。」 とコメントしたことずっと気になって…

肖像写真として、ほめられた物ではないが・・・。

現在、私が住んでいるところは、さいたま市といえど、東京通勤圏にある住宅地で、それなりの買い物をするためには、駅周辺の商店街では、用が足りず、15キロ圏内に6カ所あるショッピングセンターのどこかに出かける。車が日常の足になっている。 いつの頃…

今度は粋かよクールジャパン。自分で言ったら野暮になる。

もうずいぶん前のことになる、娘が保育園に通っていた頃の事。毎朝、保育園に娘を送って行くのは、私の役目だった。朝に子供達を待っている保育士さんは、一週ごとに替わるのだけれども、その中のAさんのお迎えの言葉は、「○◯ちゃん、おはよう、今日もがんば…

大人の発達障害

このtext blogも気がついてみるとほぼ1ヶ月更新していない。これまで、少しなりとも写真にまつわる事を書いて来たけれど、今回は、意を決して、写真から離れたことを書いて見る事にしたのです。 この数年、ニホンの大きな新聞やテレビのニュース、報道番組…

卓袱台の上だって写真になる瞬間

被写体をそこまで運んではくるけれども、構図までを決めて、このように撮ろうと決めてかかっている訳ではない。このような光のもとで、このような構図で撮ると決めてかかっても写真には、ならない。 習作のように、あらかじめ手本となる図像のあるものでも、…

黒バックに卵

40年前の写真小僧が写真学生になったばかりの5月、写真撮影の実習課題として、こんなものがあった。「白バックに卵」「白バックに石炭」「黒バックに石炭」「黒バックに卵」被写体が「卵」と「石炭」で背景が白と黒の色ケント紙。私の記憶では、担当が研…

父の写真機

十年前に亡くなった父のカメラである。 我が国最古のカメラメーカーである六桜社製のリリー5年型カメラ。(六桜社とはコニカ・ミノルタの前身、小西六本店のカメラ製造子会社。) このカメラを父が使っていたのを、私は見た記憶がない。父が使っていたこと…

帰ったら雪、戻っても雪・・・一年ぶりの帰盛

故郷、盛岡は、例年冬の降雪が、それほど多くない。大陸からやってくる日本海越えの湿気を含んだ寒気は東北の背骨、奥羽山脈にぶつかって日本海側の青森津軽、秋田、山形に大雪を降らせる。山脈を越えてやってくる寒風は、乾燥していて太平洋側は、大雪には…

写真日録

40年前の写真小僧が写真学生だったとき「毎日一枚の写真を撮れ。」と言われていた。毎日フィルム一本は、撮影するようにとも言われていたので、「毎日一枚の写真を作れ。」ということ。35㍉銀塩フィルム一本は、36コマなのだけれども、TTLがついている…